グラデーションの明確な境目

昨日はシンエヴァを観に映画館へ。そのあとは町を散策。

映画の感想は置いといて。しかし。

旧劇でアスカが開眼的な無双状態になる件。
今、わたしはそんな心境を得ています。

一人で何かをするとか通常運行以外の事に極端にビビる体質で、映画を見に行く前日の夜も突然恐怖や心配に襲われてガタガタと心を震わせていました。

翌日目を覚まして怖気づいて諦めようとしてたけど、伴侶さんが映画館まで連れて行ってくれるというので、死ぬ気で映画を観て死ぬ気で街を散策しようと決意しました。

そうするとどうでしょう。何もアクシデントはありませんでした。
地震や津波などの災害に見舞われず事故や事件にも巻き込まれず。

唯一、コンビニでコーヒーをこぼしてしまったけれど、店員さんに悲愴感なく謝ることが直ぐにできました。その店員さんたちも内心はわからないけれど、いいよいいよと言ってくれて一安心。伴侶さんも怒るどころか、私が失態をして凹んでいやしないか心配してくれてた。

客代表として今一度謝ります。ごめんなさい。次から気を付けます。

不安とか心配ってなんなんだろー?!

と、問いが生まれるけれど、今は私どこへだって行けるわ状態。

旧劇でアスカが無双になった次の瞬間、フルボッコにされて未成年だった私は衝撃ドン引きで打ちのめされました。

けど、大人になったのでそれも覚悟の上で不安や恐怖と一緒に一歩を踏み出そうと元気な心を得ることが出来ました。シンエヴァのおかげでもある。

来週も出かける予定があるので私は寄り道(現実世界で)をしようと企んでいるところです。
昨日撮った街の写真もSNSで上げたいなと思っているのですがなんか、納得できずにいるのでお蔵入りになるかもしれません。ただ、撮る技術不足故なだけなような気もするけど・・・。

私は廃墟や昔の佇まいの景色が好きです。あと工場も。

SNSで似たような人たちの画像を見ていて満足してしまったのか、なんか似たような写真を撮りたいという欲求が消えつつあります。

技術や視点が乏しいからという理由も含まれているのかもしれないけれど、今までの自分の視点とは違う視点で撮りたいなという思いが生まれ始めているような気がしています。

今回の一人での街歩き(映画鑑賞含む)の成功体験にほだされている面もないとは言い切れないけど。
そうなれば、実行あるのみ。来週の一人行動が楽しみです。


イマジナリーワールドって日本語でなんていうんだろう。

調べたら空想世界でした。心の中の世界。

現実世界と空想世界の狭間を揺れる仕草をアニメという表現で教えてくれたエヴァ。
未成年の頃からずっと付き添ってくれた相棒のひとつ。空想世界を形成した材料のひとつ。

作品は終わりがあるし人生にも死という終わりがあるけど、終わりが来るまでは生き続ける。

その継続していく社会や地球上、自分の命(体と心)でどう生きるか。

もったいないよ。選んで決めて生きることを享受できるといいね。

って、背中を押された。汎用人型決戦兵器に。

未成年のままの空想世界の不貞腐れてた私はLCLに溶けて新しい私になれるでしょう。

その第一歩が素直に即座に謝れたという事実(コンビニコーヒーこぼし事件)。わーい。

現実世界では大層なことは成し遂げられるような人間じゃないから(今まで不貞腐れて何も体験せず情報の収集もままならなかったので)この小さな事実で十分っしょ。


シンエヴァの感想文を書くならば。
なんか、旧劇のリメイク感は否めない。けど、ちゃんと丁寧にあの時以上に作りこんだって気がする。不貞腐れた未成年のままの大人のために。(けど、新規の人のためでもあるらしい)

旧劇を見た私はまだ未成年で衝撃(隕石落下ぐらいの規模)しか残ってないけど、40歳前後になってシンエヴァを観るとちゃんと作品として鑑賞できる何か(知識か年齢かわかんないけど)を手にできていた。ただ、それだけの事のような気もする。

だから、旧劇を今見ると多分平気な気はする。けど、トラウマという傷としてとっておきたい。

作り手のけじめ。鑑賞者のけじめ(後押し)をつけ(てくれ)た作品。って感じ?

最後にネタバレをするならば、ケンスケかっこよくなってた(もちろん私の空想世界での視点・観方)。

作品との距離。作品に求めるもの。とか考える材料になるね。



現実世界では大きな社会問題を乗り越えよう(受け入れよう)とどうにかしようみんな頑張ってる。

雑音に惑わされてる暇はない。けど、浅瀬でなら水遊びしてもいいかも。足を引っ張られておぼれ死にしない程度に。

それに、毎日100%の全力では生きれない。飽きちゃう。諦めちゃう。(もちろん、私の場合)


ということで、今回はここまで。




静寂の常夜灯

covid-19をきっかけに書き始めた走り書き

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